2010年12月24日金曜日
マキシコシ(maxi-cosi)のペブル(pebble)を買ってみた。【購入編】
マキシコシのチャイルドシート「ペブル」を手に入れました。チャイルドシート検討中の方、参考になればと購入までの経緯をメモ。
【マキシコシを選んだポイント】
購入にあたっては、安全性などいろいろと調べましたが、一番のポイントはベビーキャリーとして取り外して使える点です。マンション住まいなため、夜赤ちゃんが泣くと近所迷惑。泣き出したらとりあえずクルマに乗せてドライブに出ます。泣きやんだら家へ帰りますが、チャイルドシートから出すときにまた泣く。というのを避けるため、シートごと運べるものを検討、マキシコシにたどり着きました。
安全性については、欧州の厳しい基準を満たしており、調査ではレーマー社に次ぐ安全品質。お値段は、カーベースとチャイルドシート本体で合わせて6万円ぐらい。
ちなみに、当初は、「カブリオフィックス」を検討していましたが、新製品の「ペブル」が出ていたのでそちらに変更。ちなみに、「カブリオフィックス」「ペブル」とも、シートを外して、クイニーザップ(Quinny Zapp)などベビーカーに取り付けると乳児用ベビーカーとして使うこともできます。クイニーザップは2万円ぐらいで手に入ります。
【購入にあたって注意点】
マキシコシのチャイルドシート購入にあたっては注意点がいくつかあります。まず、車が対応するかどうか。基本的にはカーベースを車に取り付けて、そこにシートをドッキングさせて使います(単体での使用も可ですが、それでは取り外しが大変で、マキシコシにする意味が薄れる)。
ただし、このカーベースはどの車でも付けられるわけではありません。ISO-FIXという規格に対応している必要がありますが、日本でこの規格が正式に採用されたのは2006年です。最近の車なら大丈夫かと思いますが、クルマに金具が付いていない可能性もあるので、メーカーのHPで事前に確認してください。ちなみに我が家の車は10年ぐらい前に購入したものですが、欧州車なので既に金具が付いていました。
【ISO-FIXとは】
車にチャイルドシートが正しく取り付けられていないと、事故のときにシートがハズれて思わぬ被害を生じます。警察庁の調べでは死亡・重傷率が4倍以上になるとか。また、7割以上が誤った使い方(ミスユース)をしていると、警察庁とJAFの合同調査結果で報告されています。
こうした問題点を解決したのが「ISO-FIX」という規格です。これは、要するに、誰でも簡単・確実に取り付けできるチャイルドシート専用の金具をあらかじめ車に付けましょうというもの。規格化することで、チャイルドシートを簡単・確実に取り付けることができるようになりました。
【ファミリーフィックス(familyfix)】
マキシコシのチャイルドシートをISO-FIXで取り付けるには、専用のカーベースが必要になりますが、ここで注意。マキシコシからはISO-FIX対応の台座が2種類発売されています。「イージーベース2(EasyBase2)」と、最近発売された「ファミリーフィックス(FamilyFix)」です(ちなみに「イージーベース1」はシートベルトで固定するタイプ)。
大きな違いは、「ファミリーフィックス」は、「ペブル(Pebble)」のほかに、9か月~4歳まで対応のチャイルドシート「パール(Pearl)」のベースとしても使うことができる点。「イージーベース2」は幼児用の「カブリオフィックス」「ペブル」専用で、「パール」は装着できません。
これから購入するのであれば、「パール」でも使える「ファミリーフィックス」をオススメしますが、現時点でお値段が1万円ほど違うので、悩むところですね。乳児用の「ペブル」なら取り外す機会も多いですが、幼児用のパールになってくると車に着けたままになりそうな気もします。
乳児用ならカーベース付きの「マイコ(mico)」も選択肢に入ります。こちらはアメリカで販売されているようで、並行輸入品が日本でも購入できます。セットならこれが一番安い。ただし、こちらも「パール」は装着不可(たぶん)。いずれにせよ、見た目は似たような製品ですので、購入の際はご注意ください。
【ペブル(pebble)】
「ペブル」は、マキシコシで人気のあった「カブリオフィックス」の後継バージョンです。カブリオよりも横幅が広くなり、側面衝突にも対応しています。座面も若干広くなったようなので、大きくなっても赤ちゃんが窮屈に感じることもなくなったかな。
赤ちゃんの成長に応じて、ヘッドサポート、背あてをはずすことで、シートの大きさを調整できます。適応年齢は1歳までですが、1歳半ぐらいまではいけそうな感じ。
デザインはご覧のとおり、さすが欧州製。国産のチャイルドシートにはない明るいデザインで文句のつけようがありません。色は汚れが目立ちにくいブラックも候補にあがりましたが、やはり明るい色をということでレッドを選択しました。まあ、汚れたらカーベースだけオークションに出して売ればいいし。
本体は、カーベースから取り外すとちょっと重い(3キロ弱)ですが、買い物カゴのようなベビーキャリーとして使えます。そのまま地面に置けばゆらゆら揺れるゆりかごとして使えますし、持ち手の部分で固定させてお出かけ用のベッド代わりにすることもできます。
シートの頭の部分には日よけが収納されており、取っての部分に引っかけて使えます。ただし、半分ぐらいしか隠れないので、夏場はちょっとツラそう。夏の車内は座面が暑くなるので、別途、サンシェードのようなものを用意したほうがいいかも。
【実践編へつづく】
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