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2011年5月16日月曜日

ベビーカー、ヌナ・バギー(nuna buggy)【実践編】


【購入編からつづく】
ということで、ヌナ・バギー(nuna buggy)が届きました。さっそく週末お出かけしたのでレポ。

【思ったより大きい】
開封してバギーを取り出してみます。第一印象は、クイニー・ザップ同様「デカい」ですね。ヨーロッパのベビーカーは日本のものと比べるとやはりデカいです。といっても、クイニー・ザップより一回りは小さいです。タイヤは大きめで土台の部分がゴツいといった感じでしょうか。車幅は55cm(ザップは59cm)で、一般の自動改札がギリギリ通れない広さです(笑)。

重量も8.6キロと、ベビーカーとしては重い部類に入ります。そのぶん、造りはしっかりしています。フレームはアルミ製で高級感があり、プラスチックを多用した国産ベビーカーとは一線を画します。

シートカラーはイエローですが、ど派手な感じではなく落ち着いた色。金属製のボタンとマジックテープでフレームに固定されています。簡単に取り外せます。リクライニングはファスナーを降ろすとシートが倒れる仕組み。2段階のリクライニングです。シート下には収納スペースがありますが、ちょっとした荷物が入る程度。広くはない。

【マキシコシとドッキング】
とりあえず、チャイルドシートを載せる間はシートは必要ないので、外しておきます(シートをつけた状態でも取り付けられます)。では、マキシコシをドッキングさせてみましょう。その前にアダプターを取り付け。左右のフレームに被せるだけで簡単です。アダプターも折りたたみできるようになっているのはいいですね。

マキシコシはカブリオフィックスもペブルもドッキングできます。取付は簡単。アダプターの上に載せてカチッと音がするまで押し込むだけ。赤ちゃんを乗せた状態でもひとりで簡単にできます。取り外しはシート側のボタン2カ所を抑えてロックを解除して外します。

【操作性は?】
さっそくウチの子を乗せてショッピングに出かけました。対面式で子供の顔を見ながら歩けるのはいいですね。座面も高いので安心です。ハンドルバーは無段階で高さ調整できるので、背の高い人でも大丈夫。片手でラクに押せます。

操作性はいいですね。タイヤはプラスチック製ですが大きいので特に困ることはありません。小回りも利きます。車幅があるので狭いお店に入るのはやや難ありでしょうか。といってもザップやエアバギーほどデカくはないので、窮屈なお店でなければ問題なしです。ブレーキも足でポンッと踏めば簡単にかけられます。

ただ、マクラーレン・クエストと比べると剛性がやや劣るかなという感じはあります。ハンドルを延ばして使うとフニャフニャ感があります。でも、ヌナ・バギーの剛性が弱いというよりは、マクラーレンの造りがしっかりしているなという感じです。

【荷物は?】
マキシコシとドッキングさせた状態では、荷物の収納スペースはありません。別途荷物掛フックは必要ですね。ただ、土台の部分はフラットになっているので、買い物かごなどをそのまま置くことができますよ。

【折りたたみ】
折りたたみは簡単です。両サイドのレバーを引いて押すと簡単にたためます。さすがに片手では無理ですが、クエストと比べるとずいぶんラクですね。開くときは片手で簡単にできますよ。構造が簡単なので、一目で使い方がわかります(クエストは慣れるまで少し苦労した)。自立もします。

折りたたんだ状態は、73cm×55cmです。幅は取りますが、一番長い部分が73cmで収まります。ウチの車(シトロエンC3)の狭めのトランクにもスッポリ収まります。普段はトランクの床下収納スペースにしまい込んでおけるのがいい。

【総合評価】
ということで、とりあえず週末使ってみての評価を。

マキシコシのチャイルドシートを使えるベビーカーとしては大満足です。折りたたみが簡単で、つくりもしっかりしていますよ。これで12,800円はかなりお得です。欲を言えば、もう少し車幅が狭ければ自動改札も通れて便利だなという感じ。まあ、電車に乗ることもないので問題なし。車中心で使うなら困ることはありません。

購入を検討中の方へのアドバイスとしては、上記のとおり、電車・バスを利用する方の普段使いのベビーカーとしては車幅があるので難ありです。重量も8.6キロと重めです(重いと言われるクエストでも5.5キロ)のでご注意を。あまり押している人を見かけたことがないので、レア感はありますね。

マキシコシのトラベルシステムとして、主に車での利用という条件付きですが、このお値段なら★★★★★星5つで大満足です。

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